12月になりましたね。今年もあとひと月。
今年はいろいろなことがあって、特に早く感じます。
昨日2日は、真冬並みの寒さでしたね。
でも、私のこころはとってもあたたかでした♪
午後、銀座に出掛けました。
予備校時代にとてもお世話になった望月麻里さんと
友人の馬場敬一さんの展示が重なっている唯一の日。
バイト先のセール前の最後のお休み。
この日しかない!
と、寒さに負けず家を出ました。
最寄り駅の券売機の近くに立っていると
見知らぬ人に、今何時ですか?と聞かれました。
携帯を見て時間を伝えました。
今、時計というより携帯電話を持っている人がほとんどで
人に時間を聞いたり、道を尋ねたりする機会がぐっと減ったなぁって。
見知らぬ人に話しかけられたりするのが
ほんとに久しぶりで
こんな些細なことから簡単にコミュニケーションは取れるんだって思いながら電車に乗りました。
そして品川駅で乗り換えるのに電車を待っていると
隣で並んで待っていたおばちゃんが
これ、舐める?世界で一番小さな飴。イタリー製。そこの成城石井で売ってるよ。って
小さな小さな飴ちゃんをくれたのです!
時間を聞かれるよりも久しぶりの体験!!
子供の時は、そんなこともあったけど
大人になってから知らない人にお菓子をもらうなんて~
愉快でたのしくなりました。
飴も、大人のコーヒー味でおいしかった♪おばちゃんありがとう。
何だか浮かれた気分で銀座に到着。
麻里さんの個展会場へ。
そこにはやさしいやさしい空気が満ちていました。
麻里さんの植物達に向けるやさしい眼差しを感じる作品たち。
植物達の静かだけれどもたくましい生命力も感じました。
少し浮かれた気分にやさしい気持がプラスして
次の敬一さんの会場へ。
敬一さんの今回のテーマは『いのちのまんだら』
30のパーツをつなげてできるそのまんだらから、いのちはひとりひとりのものではなく
世界全体で、地球全体で育んでいくものなんだっていうのを受け取りました。
このお知らせが届いた時、IMONI ART PROJRCTでみんなが作った曼荼羅を思い出しました。
曼荼羅・・・すべてのものは繋がっている・・・一つ一つは大きな全体の部分・・・
そんなことを考えながら、その会場に流れているやさしいカリンバの音に懐かしさを感じます。
そう、そのカリンバはBUNさんの音だったのです♪
またここで繋がりました。
BUNさんには2008年の赤羽橋のレストランpino chikaでの個展のオープニングパーティで演奏をして頂きました。
BUNさんと敬一さんもお友達だったのです。
嬉しい驚きです。
様々な人との出会い、事柄は、私の曼荼羅の一つのパーツなんだなぁって
心があったかくなりました。
帰りの銀座の中央通りでは
気仙沼や陸前高田の子供たちのアートが光のオブジェとなって並んで綺麗でした♪
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