台風が通り過ぎて、急に秋めいてきました。
気が付けばセミももう鳴いていませんしね。
もうすぐ10月です。
今は10月末のグループ展『pothook#4』にむけて制作中です。
この『pothook』では、毎回テーマを決めてそれぞれの作家がそのテーマをもとに作品を発表します。
今回のテーマは
-文学X絵画-
自分以外が書いた文学作品からインスピレーションを得、作品を制作する。というもの。
私は、江國香織さんの『薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木』を選びました。
何年か前に一度読んでいて、もう一度読みたくなりました。
ここには、様々な女性が何人も登場し、そのそれぞれの視点からの描写に引き込まれます。
そして自分もその中のひとりのような感覚になったり
誰の感情にも共感できる部分があったり
描かれている女性は、一人の女性の様々な部分のような気さえします。
その中で、花や木がその人たちのそばにあります。
よく女性を花にたとえたりしますね。
花・・・植物たちもそれぞれの環境で生きていて、それぞれの魅力があります。
そんな植物達に、登場人物を重ね合わせて作品を制作中です。
いつもとは違う表現、技法に、試行錯誤しながらも楽しんで描いています。
他の作家さんの作品もとても楽しみです。
お時間ある方はどうぞ、ご高覧下さい。
詳細は、newsにアップします。
よろしくお願いします。
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